2015年7月13日月曜日

ゆるりと再始動

長い長いお休みの間、レースからすっかり離れていました。
道具もしまいこんで、名刺を持ち歩くことも忘れ、ホームページがあることもお仕事のことさえも忘れ、このまま時が過ぎて おばあさんになってゆくのだろう、と思っていました。

そんな折にご縁があり、ボビンレースのレッスンをさせて頂くことになりました。
レッスンをするにあたって、テクニックをひとつひとつ再確認。
久しぶりにボビンに向き合うことで気持ちがすぅっとして初心に戻ります。
編み始めてみると、手は覚えていました。スルスルと以前と同じように編み目が歪むことなく編まれてゆきます。
ボビン同士がぶつかる音、糸が交差する様、きちんと並んだピン、ゆっくりと現れる文様。
レースを編むってなんて楽しいんだろう、もっともっと編んでいたいなぁ。ボビンレースを始めた頃に抱いた気持ちを思い出し、それと同時にそう思えるきっかけを頂いたことをとても有難く思いました。
まだまだ まとまった時間を取れずスローペースですが、少しずつ、一歩ずつ、編んでいきたいです。